「春分(しゅんぶん)」

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天文学では、「春分」は太陽が春分点を通過する瞬間のことです。

黄経0°、黄緯0°、赤経0時、赤緯0°

太陽暦のスタートライン。

地球はまた1年かけて太陽の周りを1周します。

日本では国民の休日であり、お彼岸の中日としてお墓参りをするのが伝統的になっています。

キリスト教ではイースター(復活祭)は「春分の日の次の満月の後の日曜日」と定められています。

イラン神道では春季皇霊祭。

イスラム教のヒジュラ暦(イラン暦)では年始のノウルーズ(新しい日)。

ユダヤ教では春分過ぎの満月にペサハ(過越祭)。

タイの仏教暦では彼岸に元号が変わる。

ヒンドゥー暦では春分前後の新月翌日を年始とする。

など、神道をはじめ五大宗教すべてに春分基点の暦日や大祭があります。

それはシュメール、エジプト、バビロニアなど古代文明から引き継がれ、またマヤ、アイヌ、ネイティブアメリカンなどの先住民も、春分(または前後の新月や満月)がはじまりの1年は共通した文化のようです。

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